

近年TV番組などで取り上げられ、日本の良い文化が注目されています。中でも和包丁は、その切れ味から海外でも大人気となっており商品によっては数か月お待ち頂いております。
しかし、日本国内では、和包丁は使ってみたいけど、「サビが大変そう」「研ぎってハードルが高そう」「デザインが古い」などの理由で中々手が出しづらく、まだまだ使っている人は少数派です。
刃物の街 堺で百五十年、道具屋和田商店ではそんな時代の流れにあわせて、お客様の声をベースに、時代にあった物を造れないかと職人さんと打ち合わせを重ね、SUKEMATSU特製-デザイン和包丁-を造りました。堺刃物六百年の歴史を凝縮した、本物の包丁を是非ご家庭でもお試しください。

青紙スーパー鋼仕様 刃先以外をステンレスで包み、出来るだけサビにくくした包丁です。
V金10号鋼仕様 サビに強い包丁です。
安来鋼白紙仕様 堺刃物の高級和包丁と同じ仕様です。 サビやすい為、御手入れが必要です。








紙がスッと切れるのは勿論ですが、ティッシュを丸めた柔らかいものでもスパッと切れます!一般的な包丁や、今使っているご家庭の包丁と比べてみて下さい!
下写真は一般的な包丁で同じことをやってみた写真です。
なぜティッシュ?と思われるかもしれませんが、ティッシュのような柔らかい素材がスッと切れるという事は、野菜ならトマト、魚で言えば刺身などの柔らかい食品を、キレイに切る事が出来るという事です。
紙は刃を付ければ(鋭角に研げば)切れるのは当たりまえですが、柔らかいものを切るには本物の切れ味が必要なのです。
切れ味が違うと、見た目に美しい料理が出来るだけでなく、千切りや捌く時間が短くなり、時短料理にも一役買います!
右写真のようにトマトもこんなに薄く切れてしまします。裏が透けて見えるのが分かりますか?





小包丁の活躍の場というと、思い浮かぶのは野菜や果物の皮むきといったところでしょうか?
ところが、近年、野菜のせん切りや鶏肉の筋切り、さらにアジの三枚おろしまで、包丁仕事の大半を小包丁でこなしてしまう方が多くなりました。
一般的な三徳は特に小柄の女性には大きく、小包丁が手に馴染むとの事。また、持つのが怖いという声も聞きますし、最近は事前にカットされた野菜なども多く、少し小さめの包丁は重宝されています。
使って頂いた方からは、「重さや持ち手が手にしっくり馴染み、ちょっとした料理なら小包丁1本で作ります。まな板は小さいもので済むし、まな板を使わず、切りながら鍋に入れる事も。洗い物も少なくて簡単です。」と感想を頂きました。
是非、小包丁ライフを送ってみて下さい。


柄は和包丁で一般的な朴木ではなく、櫟(一位)木に天然水牛の口金をはめ込んでいます。櫟の特徴は、朴よりも硬くで水に強く、また、木の木目がハッキリでてスタイリッシュなイメージになります。朴木柄の数倍の金額がしますが、現代のキッチンに合う材質デザインです。


口金は今では大変希少な、天然水牛の角を利用しています。黒は一般的ですが、色物は数か月待ちです。天然の物のため、白からグレーまで色幅が御座いますが、オンリーワンの一品ものとしてご愛用ください。(大変申し訳御座いませんが、希少品の為、指定は出来かねます。)

SUKEMATSU-デザイン和包丁-は、それぞれ三つの鋼の特徴を活かして同じコンセプトながら三人の職人により、デザイン製作されています。
それぞれの職人のこだわりや、デザイン鋼の特性を検討してお選び下さい!きっと、ご自身にピッタリのオンリーワンの包丁が見つかると思います!
青紙スーパー鋼
V金10号鋼
安来鋼
『華』-hana-
刃渡:140mm
全長:270mm
重量:約50g
刃鋼:青紙スーパー
価格:9,250円
特徴:刃先以外錆びに強
い包丁です!
切れ味も最高!
『粋』ーikiー
刃渡:130mm
全長:255mm
重量:約60g
刃鋼:V金10号
価格:9,250円
特徴:錆びに強い包丁。
切れ味も最高!
『匠』ーtakumiー
刃渡:150mm
全長:270mm
重量:約50g
刃鋼:安来鋼白紙
価格:9,250円
特徴:和包丁と同じ鋼の
為、錆びます。
切れ味は抜群!
サビ:●
切味:●●●●+
サビ:
切味:●●●●+
サビ:●●●
切味:●●●●●
※サビは「●」が多いほど、サビ易い事を表しています。3がMAX
切味は「●」が多いほど、切れ味が良い事を表しています。5がMAX




三種類の包丁は全て50gから60gの範囲で製作されています。一般的な包丁が約150gですので、初めて持った時は「軽い」と驚かれます!軽くても、料理人も納得の最高の切れ味ですので料理がサクサクすすみます。
※重量、サイズは一本一本職人の手造りの為、若干の誤差が御座います。
※柄、口金の色は天然素材の為、グレーのような色から白い色まで、色に誤差が御座います。また、天然物の為、経年による色の変化が御座います。


こんな人にオススメ
少しくらいの手入れはOK!
切れ味は最高の物が欲しい!
『華』
最高の鋼といわれていた、日立金属の最高級安来鋼「青紙」
それよりも更に硬い鋼が「青紙スーパー」です。
はっきり言って、これは切れます。家庭用なら「青紙」が一番切れやすいと言われていますが、これはもう一段上の切れ味です。しかも硬度が高いので、いつまでも切れ味が落ちないのが特徴です。
しかし、青紙は高級和包丁の鋼の為、すぐにサビてしまいます。その為、SUKEMATSUデザイン小包丁「華」はサビを軽減させるため、ステンレスの軟材の間に「青紙スーパー」を挟み込んでいます。その為、刃先部分(鋼部分)は、多少錆びますが、和包丁のようにすぐにサビてしまうという事がなくなります。
ステンレス製の一般包丁よりはほんの少し気を使いますが、最高の切れ味を試してみたい方にお勧めです。

『粋』

こんな人にオススメ
手入れはめんどくさい!
切れ味は最高の物が欲しい!
和包丁を使えない最大の理由は、サビるからではないでしょうか?その為、最近の包丁はステンレス製が大半を占めています。「粋」で使われている鋼はサビに強いステンレス系の中でも、最高峰と言われる武生製鉄の「V金10号鋼」を利用しています。
一般的なステンレス包丁と同じようにお使いいただけるだけでなく、ステンレス系高級包丁の最上級の鋼材の為、切れ味はそのままに、いつまでも切れ味が落ちないのが特徴です。
デザイン小包丁の中でも、更に少し小ぶりにつくっておりますので、女性や特に手の小さな男性にピッタリのサイズではないでしょうか?
一人、二人、三人暮らしにオススメしたい包丁です。
また、相手の利用頻度が分からないプレゼント時にはこちらが安心です。
もちろん、切れ味が落ちにくいといっても、全く落ちないわけではありませんので、研ぎに出して切れ味を戻して頂く事も出来ます。


『匠』
こんな人にオススメ
御手入をして大切に使いたい!
切れ味は抜群の物が欲しい!
本格和包丁と同じ鋼材で造られた包丁です。デザインも三徳の小型版です。サビやすくなっておりますので、気を使って頂く必要はありますが、本物を使いたい方にはオススメです。
御手入れをしながら道具を育てていきたい、こだわりの方にお勧めです。
ご自身でも研いで頂く事も出来ますので、日々最高の切れ味を保っていただくことも出来ます。
料理人の方もそのままお使い頂く事が出来ます。
和包丁は使ってみたかったけど、デザインが少し…と思っていた方は是非一度手に取って頂きたいと思います。
切れ味は堺刃物の和包丁そのままですので、抜群です。
ご自身で研げない場合でも、研ぎに出して頂く事も出来ますので、日本の誇る和食文化の粋である和包丁を是非、お使い下さい。



SUKEMATSUデザイン小包丁は、プレゼント用にピッタリです。母の日、父の日や誕生日は勿論の事、新生活、新居祝いにも喜ばれます。
刃物には「未来を切り開く」「厄を切り落とす」という意味も有り、結婚式ではケーキカット、竣工などではテープカット
と、慶事にはなくてはならない物です。
何より多くの方が本当の包丁の切れ味を知らない為、プレゼント後、本当に喜ばれたという声が多い事と、実際に長期に渡り使い続けて頂いております。プレゼントしたものをずっと使ってくれていると嬉しいものですよね!
また、プレゼントされた方が、弊社で研ぎに出して頂くと、贈り主へ(広告メール等は一切御座いません。)お礼のメールを送るシステムが御座います。
もしかしたら、10年後も毎年研ぎに出し、愛用頂いている事が分かるかもしれません!結果的に、贈り主も嬉しくなるプレゼントではないでしょうか!
これも研ぎにさえ出せば、何年にも渡り最高の切れ味を維持できる日本の良い文化である和包丁だからこそです。
そこに、現代版のアレンジを加えたものが、SUKEMATSUデザイン小包丁です。 是非、ご愛用ください。



道具屋和田商店で購入頂いた、SUKEMATSUデザイン小包丁は、熟練の職人が手彫りでお名前を入れることが出来ます。(無料)
是非、ご自身ももちろん、プレゼント時にお名前を入れオンリーワンの包丁として末永くご愛用ください。
小包丁のため、漢字、カタカナ、アルファベットで一から三文字程度がベストの文字数となります。

SUKEMATSUデザイン小包丁は、購入時のパッケージで、研ぎに出すことが出来ます。同封されている返送用紙でそのままポストへ投函するだけの手軽さです。切れ味が鈍ってきたなと思ったら是非一度研ぎに出してみて下さい。購入時の切れ味が戻ります!

(1本1500円往復送料込、詳しくは御手入れのページへ)

道具屋和田商店の、御手入れ(研ぎ直し)は、刃付け(研ぎ)職人が包丁を造るときの道具を使い一本一本仕上げます。
